コーヒーは血糖値を下げる?【コーヒーの健康効果】

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コーヒーを毎日4杯以上飲むと2型糖尿病の予防になります。コーヒーと糖尿病の関係は世界中で注目されていて、多くの研究が行われています。とくに、コーヒーに含まれるカフェインやクロロゲン酸に糖尿病の予防効果があります。

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糖尿病を予防する

コーヒーが糖尿病を予防することは、世界中の研究で明らかになってきています。いくつもの調査結果を解析した研究によると、コーヒーを1日4~6杯飲む人は、1日2杯以下の人に比べて2型糖尿病の発症リスクが28%下がります。(このような研究をメタ解析といいます。)

オランダで行われた長期にわたる追跡調査では、コーヒーを1日7杯以上飲む人は、1日2杯未満の人に比べて2型糖尿病の発症リスクが半分以下まで下がりました。このような追跡調査は、世界中で様々な角度から行われていますが、多くの研究結果は、コーヒーを飲む習慣が2型糖尿病の予防効果があることを示しています。(このような研究をコホート研究といいます。)

一定期間コーヒーを飲んで血糖値を検査するという研究も行われています。(このような研究を介入研究といいます。)1日5杯のコーヒーを飲んだグループでは、食後2時間の血糖値が約10%下がりました。

 

 

カフェインは血糖値を上げる?

カフェイン抜きのコーヒーでも、カフェイン入りのコーヒーの同じく2型糖尿病の発症リスクを下げることが分かっています。その一方で、カフェインは血糖値を上げるという研究結果もあります。これは、カフェインによってアドレナリンが増えるためと考えられます。でも、これは普通に摂取するカフェインよりも多くの量を摂取している実験が多いようです。普通にコーヒーを飲む場合は、一度に大量のカフェインを摂るわけではないので、血糖値が上がる心配はいりません。

むしろ、カフェインには糖尿病の予防効果があると考えられています。食事と一緒にカフェインを摂る場合は血糖値の上昇は緩やかになります。日常では、食事と一緒にコーヒーを飲むことがおすすめです。

カフェインが苦手な方にはノンカフェインのコーヒーもおすすめです。カフェイン抜きのコーヒーでも2型糖尿病の予防になるからです。ちなみに、コーヒーに入れるミルクや砂糖の量を詳しく調べた研究はあまりされていません。ミルクの脂肪や、砂糖の糖分のことを考えるとブラックで飲むのが理想ですが、ほどほどに入れる分には問題ありません。

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クロロゲン酸が食後の血糖値を抑える

コーヒーにはクロロゲン酸というポリフェノールが含まれています。クロロゲン酸には、様々な効果がありますが、クロロゲン酸に糖尿病の予防効果もあります。クロロゲン酸は、大きく分けて3つの作用で食後血糖値を抑えます。

一つ目の作用は、αグルコシダーゼという酵素を阻害することで糖の吸収を抑える作用です。αグルコシダーゼは、腸での糖の吸収に関わる酵素です。私たちが食事から摂る炭水化物(糖分)にはさまざまな形があり、いくつもの糖がつながった構造のものがあります。αグルコシダーゼは、糖をバラバラにして腸で吸収できる形にします。クロロゲン酸は、αグルコシダーゼを阻害するので、糖の吸収を抑えて食後の血糖値の上昇を抑えます。

二つ目の作用は、細胞で糖を運んでいる酵素も阻害することで糖の吸収が抑えます。

三つ目の作用は、GLP-1の分泌を促す作用です。GLP-1は膵臓に作用してインスリンの分泌を促すホルモンです。インスリンの分泌が増えることで血糖値の上昇が抑えられます。

 

 

まとめ

コーヒーを毎日4杯以上のことで、2型糖尿病を予防することが期待できます。この効果は、カフェイン抜きでも、カフェイン入りでも変わりません。

カフェインは一時的に血糖値を上げる作用がありますが、普通の量のコーヒーを飲む場合には心配いりません。

コーヒーに含まれるクロロゲン酸には、食後血糖値を下げる効果を期待できます。

 

参考資料:コーヒーと健康|ネスレ,薬学雑誌127(11)1825-1836(2007),精神的要因、コーヒーと糖尿病との関連について|国立がん研究センター

 

 

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