バルプロ酸Na徐放B錠「トーワ」がバルプロ酸Na徐放錠A「トーワ」に名称変更されました。名称がBからAに変わるという珍しいケースです。
名称変更の理由
名称変更の理由は、日本薬局方の改訂です。今回の改訂で、バルプロ酸ナトリウムはバルプロ酸ナトリウム徐放錠Aとバルプロ酸ナトリウム徐放錠Bに区別されました。
デパケンRもセレニカRも成分はバルプロ酸ナトリウムですが成分が区別されました。デパケンRの成分はバルプロ酸ナトリウム徐放錠Aです。セレニカRはバルプロ酸ナトリウム徐放錠Bです。
それに伴い、デパケンRのジェネリック医薬品の名称がバルプロ酸ナトリウム徐放B錠「トーワ」からバルプロ酸ナトリウム徐放A錠「トーワ」に変わりました。
デパケンRのジェネリック
バルプロ酸Na徐放錠A「トーワ」(これまではバルプロ酸Na徐放B錠「トーワ」)はデパケンRのジェネリック医薬品です。
1日2回服用できるので、2を意味するbisからBを取りバルプロ酸Na徐放B錠「トーワ」という名称でした。今回、日本薬局方がバルプロ酸Na徐放Aという名前を付けたので、バルプロ酸Na徐放錠A「トーワ」に変更になりました。たまたまB錠がA錠になってしまいました。
患者さんからすれば、「B錠がA錠になったけど中身は同じ」と言われても理解しにくいですね。
セレニカRがバルプロ酸Na徐放錠B
セレニカRも成分はバルプロ酸Naです。今回の日本薬局方の改訂で、バルプロ酸Na徐放錠Aと区別されてバルプロ酸Na徐放錠Bになりました。
セレニカRはデパケンRとは異なり、1日1回の服用です。
デパケンRとセレニカRの違い
デパケンRとセレニカRの違いについて整理します。
簡単にいうと、デパケンRは効き始めが速く、半減期が短いです。セレニカRは効き始めが遅いですが、半減期が長いです。
デパケンRの特徴
バルプロ酸ナトリウム徐放錠A。(これまではバルプロ酸Na徐放B錠)
血中濃度の立ち上がりが速く半減期が短い。
服用回数は1日1~2回。
セレニカRの特徴
バルプロ酸ナトリウム徐放錠B。血中濃度の立ち上がりが遅く半減期が長い。
服用回数は1日1回。
まとめ
バルプロ酸Na徐放B錠がバルプロ酸Na徐放錠Aに名称変更されました。
変更理由は日本薬局方の改訂で、バルプロ酸ナトリウムが徐放錠Aと徐放錠Bに区別されたからです。