コスパの良い加味逍遙散は？
加味逍遙散は生理不順や、生理前のイライラに効果があります。 月経前症候群（PMS）で悩んでいる方は試してみる価値ありです。
加味逍遙散は月経前のイライラに効果あり
加味逍遙散は月経前のイライラに効果的です。 言うまでもなく、月経前後は女性ホルモンの変動で体調が不安定なりますね。 月経痛、イライラなどの精神症状が出ることもあります。
月経前のイライラや気分の落ち込みなどは、月経前症候群（PMS）と呼ばれます。PMSの精神神経症状がひどいと、うつ病と勘違いされることもあります。実際に、PMSがうつ病のきっかけになることもあるので、きちんと見分けて対処したいですね。
月経痛には、当帰芍薬散や桂枝茯苓丸が効果的です。一方、イライラには加味逍遙散が効果的なので、 症状や体質に合わせて使い分けましょう。
加味逍遙散の効能効果
加味逍遙散の効能効果は以下の通りです。
体力中等度以下で、のぼせ感があり、肩がこり、疲れやすく、精神不安やいらだちなどの精神神経症状、ときに便秘の傾向のあるものの次の諸症：
冷え症、虚弱体質、月経不順、月経困難、更年期障害、血の道症注）、不眠症注）血の道症とは、月経、妊娠、出産、産後、更年期など女性のホルモンの変動に伴って現れる精神不安やいらだちなどの精神神経症状および身体症状のことである。
（参考）婦人科三大処方
生理痛や更年期障害などの婦人科症状に使われる漢方薬には、主に３種類があります。当帰芍薬散、桂枝茯苓丸、加味逍遥散の３種類です。それぞれの特徴は以下の通りです。
・当帰芍薬散：体力があまりない方の月経不順など
・桂枝茯苓丸：体力がある方の生理不順など
・加味逍遥散：イライラなどの不定愁訴
詳しくは以下の記事をご覧ください。
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生理痛を和らげる市販薬【三つの漢方薬の使い分け】
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妻のPMSが改善しました
僕の妻は、もともと生理痛がひどく、毎月体調を崩しています。
以前は、ロキソニンなどを飲んで耐えていました。 その後、生理中に桂枝茯苓丸を飲み、かなり改善しました。
ところが、30代半ばからイライラすることが多くなりました。 最初は、子育てのストレスかと思いましたが、生理前に精神的に不安定になることに気づきました。 生理の10日前〜7日前くらいになると、イライラし始めるんですね。
そこで、加味逍遙散を服用し始めたところ、劇的に改善しました。 時々、調子良いからと服用しないでいると、やっぱりイライラし始めます。 最近は、生理予定日10日前から、きっちり飲ませています。
加味逍遙散は市販薬でOK
加味逍遙散は産婦人科で処方してもらえますが、市販薬でもOKです。
これまで、処方してもらっていた方も市販薬で対応するのもありです。 初めての方も、試してみると良いかと。 私の妻のように体調が安定するかも。
特に、毎月のように精神的に不安定になる方は試してみる価値ありです。
価格を比較
市販の加味逍遙散は、いくつものメーカーが販売しているので価格を比較して購入しましょう。
漢方加味逍遙散料エキス錠 180錠（1日当たり173円）
クラシエが販売する錠剤タイプの加味逍遙散です。粉薬が苦手な方におすすめです。
成人で、１日３回、１回４錠服用します。
15日分（180錠）で2590円なので、1日当たり173円です。
ツムラ漢方加味逍遙散エキス顆粒 48包（1日当たり460円）
1に2回服用の顆粒タイプです。朝と夜に服用すればよいので、昼の服用を忘れがちな方におすすめです。
8日分が入って3,676円なので、1日当たり460円です。
[Amazon限定ブランド] 加味逍遥散エキス錠「創至聖」180錠（1日当たり172円）
こちらはAmazon限定なので、コスパ最高です。
15日分で2,587円なので、1日当たり172円です。
1日3回服用の錠剤タイプです。
まとめ
月経前症候群のイライラは、加味逍遥散で改善する可能が高いです。
月経前症候群はうつ病の引き金にもなりますので、しっかり薬を飲んで対処しましょう。
市販薬でも改善しない場合は、産婦人科を受診して下さい。