【鼻づまり】プソイドエフェドリンは交感神経を刺激する

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プソイドエフェドリンは、医療用ではディレグラに配合されています。

市販薬では鼻炎薬に広く使用されています。

広く使われているものの注意点がいくつかあります。

鼻づまりに効く

プソイドエフェドリンは、鼻づまりに効果があります。

交感神経を刺激することによって効果を発揮します。

具体的には、アドレナリンα受容体を刺激することで、血管を収縮させます。

 

特に、鼻の粘膜の血管を収縮させます。

それによって、粘膜の腫れを取り、鼻づまりを改善します。

 

 

 



 

プソイドエフェドリンの注意点

以下の疾患をお持ちの方は、注意が必要です。

 

  • 高血圧
  • 心臓病
  • 前立腺肥大
  • 甲状腺機能亢進症
  • 糖尿病

特に、医療用では重症の高血圧や冠動脈疾患がある場合は禁忌となっています。

 

 

高血圧

交感神経を刺激するため、血圧が上昇することがあります。

 

めまい、不眠

交感神経を刺激することにより、不眠になることがあります。

人は、副交感神経が優位の時に睡眠に入ります。それと関係して、めまいにも注意が必要です。

 

心臓病

交感神経が働くと脈拍数が増加します。

心筋梗塞のリスクが上昇します。

 

 



 

前立腺肥大

アドレナリンα受容体刺激作用によって、前立腺肥大が進行し、尿道は閉塞します。

前立腺肥大、排尿困難が悪化する恐れがあります。

 

糖尿病

交感神経が刺激されると、血糖値は上昇します。

 

甲状腺機能亢進症

甲状腺ホルモンが増加すると、脈が速くなる、手の震えなどの症状が出ます。

プソイドエフェドリンは交感神経を刺激するため、甲状腺機能亢進症の症状が悪化します。

 

腎臓病

プソイドエフェドリンは腎排泄型の薬です。

そのため、腎機能が低下している場合、血中濃度が上昇することになります。

腎機能低下の場合は、服用できない訳ではなく、減量して服用できます。

腎機能低下の方は、プソイドエフェドリンを配合した市販薬の使用はやめておきましょう。

 

授乳

プソイドエフェドリンは乳汁に移行します。

プソイドエフェドリンを服用中は授乳を避けましょう。

 

 



 

まとめ

・プソイドエフェドリンは、交感神経を刺激し血管を収縮させます。

・鼻の粘膜の血管を収縮させることにより、粘膜の腫れを取り鼻づまりを改善します。

・交感神経を刺激するため、高血圧、心臓病、前立腺肥大、甲状腺機能亢進症、糖尿病などの方は注意が必要です。

 

 

参考資料:ディレグラ添付文書