【市販薬】医師も処方するOTC水虫薬ランキング

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水虫かなと思ったら

水虫の疑いがある場合は、水虫の薬を使用します。

水虫の市販薬には、抗真菌薬が配合されています。

 

真菌とはカビのことで、水虫菌も真菌の一種です。

真菌は、細菌より構造が複雑で抗生物質は効きません。

抗真菌薬は、真菌の細胞膜のこわす働きがある薬です。

抗真菌薬は水虫の予防目的でも使用できますので、水虫の疑いがある場合は使用できます。


水虫ではない場合は?

もし原因が白癬菌などの真菌でない場合は、抗真菌薬は効果を発揮しません。

抗真菌薬の塗り薬を使用しても問題はありませんが、原因がはっきりしない場合は皮膚科を受診する必要があります。

ステロイド外用薬に注意

水虫のような症状がある場合は、ステロイド外用薬を使用しないようにしましょう。

かゆみや炎症がある場合は、市販のかゆみ止めを使用することがあると思います。

市販のかゆみ止めには、ステロイドが配合されているものがあります。

でも、水虫の症状にステロイド外用薬は使用できません。

 

ステロイド外用薬は免疫を押さえる働きがあります。

そのため、ステロイド外用薬を使うと水虫に対する抵抗力が低下してしまいます。

その結果、水虫が悪化してしまいます。

かゆみがあっても、水虫の疑いがある場合はステロイド外用薬を使わないようにしましょう。


水虫薬の選び方

水虫薬の選び方の一つとして、医師がよく処方するものがおすすめです。

市販の水虫薬の多くはスイッチOTCと呼ばれるものです。

つまり、もともと医師の処方のもとに使われてきた薬です。

その中でも、医師が多く処方しているものがあります。

医師がよく処方する抗真菌外用薬

以下のデータは最近の外用抗真菌薬の処方ランキングです。

このランキングに入っているもののうち、市販されているものを*印で示しています。

1位テルビナフィン

(ラミシール他)*市販薬ではラミシール他

2位ケトコナゾール(ニゾラール他)

3位ルリコナゾール(ルリコン他)

4位ビホナゾール(マイコスポール他)

5位ラノコナゾール(アスタット他)

6位クロトリマゾール(エンペシド他)

*市販薬ではタムチンキ、スコルバ他

7位エフィナコナゾール(クレナフィン)

8位ミコナゾール硝酸塩(フロリード他)

*市販薬ではダマリン他

9位アモロルフィン(ペキロン)

10位ネチコナゾール塩酸塩(アトラント)

11位イソコナゾール硝酸塩(アデスタン他)

12位リラナフタート(ゼフナート)

13位ブテナフィン塩酸塩(ボレー、メンタックス他)

*スコルバEX他

14位トルナフタート(ハイアラージン)

 

医師も処方するOTC水虫薬ランキング

以上のデータを整理すると、市販薬で医師がよく使用するものは以下の通りです。

”医師も処方する市販の水虫薬ランキング”です。

1位ラミシール他(テルビナフィン)

 

 

2位タムチンキ、スコルバ他(クロトリマゾール)

 

3位ダマリン他(ミコナゾール硝酸塩)

 

 

4位ブテナロック、スコルバEX他(ブテナフィン塩酸塩)

 

以上の抗真菌薬は、医師もよく処方する薬で、安心して使用できます。

 

特に、ラミシールは最も医師にも良く処方されている抗真菌という結果になりました。

 

使用に際しては、患部に広めに塗布してください。

また、症状が消えても菌は生き残っているので、しばらく使用することをお勧めします。

使用に際しては、それぞれの薬の用法用量を守りましょう。


まとめ

・水虫の疑いのある場合は、水虫薬(抗真菌外用薬)を使用しましょう。

・症状の改善が見られない場合は、原因を調べる必要があるので皮膚科を受診しましょう。

・水虫の疑いがある場合はステロイド外用薬を使用しないようにしましょう。水虫にステロイドを使用すると症状が悪化します。

・水虫薬の効果に大きな差はありませんが、医師の処方頻度を参考に選ぶことができます。

・特にラミシールは医師もよく処方する水虫薬です。

 

参考資料:日経DI2019/2/16