【市販薬】目薬の選び方②充血

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目の充血は、目の血管が広がっている状態です。
血管が広がり、たくさんの血液が流れるために白目が赤くなっている状態です。

なぜ目の血管が広がるのでしょうか。

目が充血する原因

目の充血の原因は様々です。

 

疲れ目

疲れ目が原因の場合は、目にたくさんの酸素や栄養を送るために血管が広がります。

 

目の炎症

炎症反応で血管が広がることがあります。
花粉症などのアレルギー反応が起きると、炎症が起こって、血管が広がり白目が赤くなります。

目に異物が入ったり、細菌が入った時も、炎症が起こり、目が充血します。

 

結膜下出血

目の血管が破れて出血し、白目全体が真っ赤になるのが結膜下出血です。
目が真っ赤になって驚きますが、この場合は治療を必要としません。
1~2週間で自然に治ります。

結膜下出血についてはこちらをご覧ください。

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充血に使う目薬

上記の通り、目の充血の原因は様々です。
充血の原因に応じた対策が必要になります。
原因を取り除く治療をすることが最も効果的です。

 

アレルギーが原因の場合

花粉症などのアレルギーが原因の場合は、抗アレルギー薬の目薬を使用します。

抗ヒスタミン薬ケミカルメディエーター遊離阻害薬を含有するものがあります。

 

異物や細菌が原因の場合

異物や細菌が原因の場合は抗菌目薬を使用します。
菌の増殖を抑えて、炎症を抑えます。

 

疲れ目が原因の場合

疲れ目が原因の場合には、ビタミンB12やネオスチグミンを含有する目薬を使用します。

ネオスチグミンは目のピント調節機能を改善してくれます。
疲れ目についてはこちらをご覧ください↓

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充血そのものを取り除く薬

これは、充血の原因を取り除く薬ではありません。
一時的に、目の充血を取る薬なので、この種類の目薬の使用には賛否両論あります。

 

血管収縮剤テトラヒドリゾンナファゾリンという成分を含有する目薬が販売されています。

 

上述の通り、目の充血は様々な原因で目の血管が広がることで起こります。
テトラヒドリゾンやナファゾリンは、目の血管を収縮させることで、目の充血を抑えます。
アドレナリンα作動薬です。
α受容体に作用して、血管を収縮させます。

 

どうしても一時的に充血を取りたいときなどに使用できるかもしれません。

この種類の目薬は、継続してしない方がよいでしょう。
原因にアプローチした治療をお勧めます。

 

 

まとめ

充血は、さまざまな原因で目の血管が広がることで生じる症状です。
充血の目薬が販売されていますが、できるだけ症状の原因にアプローチする目薬を選ぶようにしましょう。