日本ではおよそ2500万人が花粉症と言われています。2月~4月ごろまでがスギ花粉の飛散する時期です。花粉症の方の多くが服用するのが抗ヒスタミン薬です。アレグラは、眠気が出にくいため最も使われている抗ヒスタミン薬の一つです。
アレグラは、第2類医薬品になっていてドラッグストアやネットで気軽に購入できます。後発メーカーからも同成分のフェキソフェナジンを配合した薬が販売されています。
この記事では、アレグラの特徴と同成分の市販薬の価格をまとめます。
・アレグラの有効成分ーフェキソフェナジンは脳に入りにくいため、眠気の副作用が出にくいです。
・アレルビは、アレグラと同成分で価格が安いです。
アレルビは特に価格の安いフェキソフェナジン錠です。
アレグラの作用
花粉などアレルギーを引き起こすものが体に入ると、免疫細胞からヒスタミンなどが放出されます。ヒスタミンはヒスタミン受容体にくっつくとアレルギー症状を起こります。
アレグラは上記のアレルギー反応を抑えます。アレグラの成分ーフェキソフェナジンがヒスタミン受容体にくっつきます。椅子取りゲームのようにヒスタミン受容体をふさいで、ヒスタミンの邪魔をします。それによって、鼻水やくしゃみなどのアレルギー症状を抑えます。
眠くなりにくい
分類は第二世代抗ヒスタミン薬で、従来の抗ヒスタミン薬に比べて、眠気、口が渇くなどの副作用が少ないのが特徴です。病院でも最も使われている抗ヒスタミン薬の一つです。
臨床試験での眠気の副作用の頻度は6809例中158例で2.3%の確率でした。フェキソフェナジンは脳に入りにくいため、眠気の副作用が出にくい抗ヒスタミン薬です。
アレグラと同成分の市販薬も販売されていて、かなり価格が抑えられたものもあります。
アレグラFX
アレグラFXが先発メーカーの薬です。
ネットでは、28錠入りを1223円で購入できます。1日当たり約87円です。
アレルビ
アレルビ(皇漢堂製薬)は、アレグラと同成分のフェキソフェナジンを配合した抗アレルギー薬です。製造メーカーの皇漢堂製薬は、医療用のジェネリック医薬品も製造しています。
56錠入りを736円(送料別)で購入できます。1日当たり約26円です。アレグラFXの3分の1以下の価格になります。
まとめ
・アレグラは、ヒスタミンの邪魔をして、鼻水やくしゃみなどのアレルギー症状を抑えます。
・アレグラの有効成分ーフェキソフェナジンは脳に入りにくいため、眠気の副作用が出にくい抗ヒスタミン薬です。
・アレグラと同成分の市販薬も販売されていて、かなり価格が抑えられたものもあります。
・アレルビは特に価格の安いフェキソフェナジン錠です。