目の病気と薬

【緑内障】正常眼圧と目薬によるまぶたの炎症

2018年11月6日

緑内障の処方内容

緑内障で複数の目薬を継続している患者さんがおられます。

一例として、以下の4種類の目薬を使用している方がいました。

ネオメドロールEE軟膏はまぶたの炎症を抑えるための処方です。

・コソプト配合点眼液

・アイファガン点眼液0.1%

・グラナテック点眼液0.4%

・グラナテック点眼液0.4%

・ネオメドロールEE軟膏

 




 

眼圧の正常値は10~20mmHg

日本人の平均眼圧は14.5mmHgです。

正常眼圧は10~20mmHgです。

 

眼圧の測定法は2種類あり、目に風を当てて図る測定法と、機械を直接当てて図る測定法があります。

風を当てる測定器は「空気眼圧計」機械を直接当てるものは「ゴールドマン庄平眼圧計」といいます。

 

緑内障は、日本人の失明原因の第1位です。

緑内障の患者さんは、定期的な眼圧測定と点眼薬の継続が重要です。

 




 

目薬の副作用によるまぶたの炎症とかぶれ

目薬を継続しているためにまぶたが炎症を起こしてしまい、かぶれてしまう方がいます。

かゆみがあると、つい手で触ってしまい、さらに炎症がひどくなることがあります。

 

そのような場合、目の周囲の炎症を抑えるためにネオメドロールEE軟膏が使用されます。

しばらく続けても効果が不十分なことがありますが、根気よく治療を続ける必要があります。

そして、できるだけまぶたを触らないようにします。

 




 

緑内障治療の継続が大切

まぶたの炎症がひどいと、そちらに注意がいきがちです。

そこで心配なのが、アドヒアランスの低下です。

かゆみがひどいために目薬を休んでしまうということがないようにします。

緑内障治療の重要性を考えると、まぶたの炎症があっても、きちんと点眼を続けることが大切です。




 

まとめ

・正常眼圧は10~20mmHgです。

・緑内障は日本人の失明原因の第一位であり、目薬を継続して正常眼圧を維持することが大切です。

・目薬を継続することでまぶたのかぶれが生じることがあります。

・まぶたのかぶれに対しては、炎症を抑えるネオメドロールEE軟膏が使用されることがあります。

・眼圧を正常に保つことが第一ですので、かぶれがあっても目薬を継続することが大切です。

 

 

参考資料:日本眼科学会ホームページ

*医薬品の使用に当たっては、担当の医師、薬剤師等の指示に従って下さい。

おすすめ記事

1

どの風邪薬を選べばいいか悩んだことはありませんか。 ドラッグストアに行くと、風邪薬だけでもたくさんの種類があります。 風邪薬はたくさんのメーカーが販売していますから、種類も多くなってしまいます。 この ...

2

膣カンジダの市販薬には、エンペシドL、メディトリート、フレディCC、フェミニーナ膣カンジダ錠があります。カンジダ菌の増殖を抑える作用があります。 膣カンジダの市販薬は、もともと病院で処方されてきた医療 ...

3

「病院に行ったけど薬をもらうのを忘れた」 そんな経験はありますか?薬をもらい忘れて連休に入ってしまうと薬局を探すのにも一苦労です。そんな時、処方箋のネット予約が便利です。   EPARKくす ...

4

痔みたいだけど、恥ずかしくて病院に行きたくない。 市販薬でなんとかしたい。 痔のつらい症状で、人知れず悩んでいる方も多いと思います。 痔の市販薬は、症状を一時的に抑える薬です。この記事では、市販の痔の ...

5

市販の水虫薬には、病院でも処方されるものがあります。この記事では、市販されているもののうち病院で良く処方される薬を紹介します。 水虫薬の作用についても解説します。 ✔水虫には抗真菌薬を使 ...

-目の病気と薬
-

Copyright© わかりやすい薬の解説 , 2020 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.