【貼付薬】テープ剤とパップ剤の違いは?

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湿布薬にも種類があるのをご存知でしょうか。

テープ剤とパップ剤というものがあります。

何となく使っていても、あまり違いが分からないかも知れません。

この記事では、テープ剤とパップ剤の違いについてまとめています。

効果や副作用に違いがあるのかを理解できます。

 

テープ剤とパップ剤の違い

テープ剤とパップ剤の違いは、一言で言えば水分を含むかどうかです。

  • 水分を含まないものがテープ剤です。
  • 水分を含むものがパップ剤です。

どちらも支持体の上に膏体をくっつけた構造になっています。

  • 支持体というのは土台のことで、不織布などが使われます。
  • 膏体薬と基剤(粘着成分など)を混ぜたものです。

テープ剤もパップ剤も、土台に薬をまぜたものをのせたつくりになっています。

 

その上にライナー(剥離紙)かぶせた状態になっています。

使うときはライナーを剥がして、膏体の部分を皮膚に貼り付けているということです。

 

 

ポイント

  • 支持体とは土台のこと
  • 膏体は薬と基剤(粘着成分など)を混ぜたもの




テープ剤の特徴

テープ剤は、薬と混ぜている基剤の部分が油性の成分になっています。

粘着力が強く、関節などの可動部位に貼付するのに適しています。

粘着力が強いので、かぶれなどに注意が必要です。

ポイント

  • 油性の基剤
  • 粘着力が強い

 

 

 

パップ剤の特徴

パップ剤は基剤に水溶性高分子が使われていて、水分が多く含まれています。

薬と基剤を混合した膏体部分は分厚くなっています。

貼り付けたときにひんやりしますが、これは水分を多く含んでいるためで、患部を冷やす成分が入っている訳ではありません。

テープ剤に比べて粘着力が弱く、剥がれやすくなっています。

そのため、テープ剤に比べてかぶれにくいといえます。

ポイント

  • 水分を多く含む
  • はがれやすく、かぶれにくい

 

 

効果に差はない

基本的に、テープ剤とパップ剤で効果に差はありません。

例えば、ロキソニンテープロキソニンパップでは、生物学的同等性が認められています。

どちらも、同等の効果があります。

それぞれの特徴を理解して、上手に使い分けましょう。

 

まとめ

基剤が油性なのがテープ剤です。

基剤が水溶性なのがパップ剤です。

それぞれに特徴がありますが、効果に差はありません。