痛みの薬

テープ剤とパップ剤の違いは?【効果は同じです】

2018年12月6日

湿布薬にはどんな種類があるの?

テープ剤とパップ剤というものがあります。

何となく使っていても、あまり違いが分からないかも知れません。この記事では、テープ剤とパップ剤の違いについてまとめています。効果や副作用に違いがあるのかを理解できます。

 

テープ剤とパップ剤の違い

テープ剤とパップ剤の違いは、一言で言えば水分を含むかどうかです。

水分を含まないものがテープ剤です。
水分を含むものがパップ剤です。

 

 

どちらも支持体の上に膏体をくっつけた構造になっています。

支持体というのは土台のことで、不織布などが使われます。
体は薬と基剤(粘着成分など)を混ぜたものです。

 

 

テープ剤もパップ剤も、土台に薬をまぜたものをのせたつくりになっています。その上にライナー(剥離紙)かぶせた状態になっています。使うときはライナーを剥がして、膏体の部分を皮膚に貼り付けているということです。

 

 

支持体とは土台のことです。
膏体は薬と基剤(粘着成分など)を混ぜたものです。




テープ剤の特徴

テープ剤は、薬と混ぜている基剤の部分が油性の成分になっています。粘着力が強く、関節などの可動部位に貼付するのに適しています。粘着力が強いので、かぶれなどに注意が必要です。

テープ剤の基剤は油性です。
テープ剤は粘着力が強いです。

 

 

パップ剤の特徴

パップ剤は基剤に水溶性高分子が使われていて、水分が多く含まれています。薬と基剤を混合した膏体部分は分厚くなっています。貼り付けたときにひんやりしますが、これは水分を多く含んでいるためで、患部を冷やす成分が入っている訳ではありません。

パップ剤はテープ剤に比べて粘着力が弱く、剥がれやすくなっています。テープ剤に比べてかぶれにくいです。

パップ剤は水分を多く含みます。
はがれやすく、かぶれにくいです。

効果に差はない

テープ剤もパップ剤も効果は同じくらいです。

基本的に、テープ剤とパップ剤で効果に差はありません。例えば、ロキソニンテープとロキソニンパップでは、生物学的同等性が認められています。どちらも効果は同じくらいです。それぞれの特徴を理解して、上手に使い分けましょう。

 

まとめ

基剤が油性なのがテープ剤です。

基剤が水溶性なのがパップ剤です。

それぞれに特徴がありますが、効果に差はありません。

 

テープ剤↓

 

パップ剤↓

 

 

 

*医薬品の使用に当たっては、担当の医師、薬剤師等の指示に従って下さい。

よく読まれている記事

1

コロナウイルスの感染予防には、手洗いや、手洗い後のアルコール消毒が有効です。テーブルや食器、ドアノブや便器などの消毒には次亜塩素酸ナトリウムが有効です。流行期には特に消毒をして感染を予防しましょう。 ...

2

新型コロナウイルスが広がっていますが、”正しく怖れる”ことが大切と言われています。マスクの買い占めをしたりしてパニックに陥らないようにしたいですね。マスクやアルコール消毒に注意が行きがちですが、こまめ ...

3

「病院に行ったけど薬をもらうのを忘れた」 そんな経験はありますか?薬をもらい忘れて連休に入ってしまうと薬局を探すのにも一苦労です。そんな時、処方箋のネット予約が便利です。   EPARKくす ...

4

使い分けの方法は決まっていません。 整腸剤には、主に4種類の善玉菌が使われます。 それぞれの特性を生かしたさまざまな組み合わせがあります。 整腸剤は腸に善玉菌を送り込むことで腸内細菌のバランスを整える ...

5

症状に応じて使い分けましょう。 抗ヒスタミン薬 抗ヒスタミン薬の飲み薬には、たくさんの種類があります。大きく分けて2つ―第一抗ヒスタミン薬と第二世代抗ヒスタミン薬があります。 第一世代抗ヒスタミン薬 ...

6

人に聞きにくい体の悩みを抱えたことはありませんか。 このサイトでは、人に聞きにくい薬の疑問を薬剤師の視点で薬の解説をしています。 この記事では、膣カンジダの原因と薬についてまとめています。 わかりやす ...

-痛みの薬

Copyright© わかりやすい薬の解説 , 2020 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.