アレルギー

【鼻炎】点鼻薬の正しい使い方ー血管収縮剤に注意

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ナファゾリンとは

ナファゾリンは点鼻薬に使用される成分です。

一時的に鼻づまりを改善する目的で使用されます。

 

*医療用ではプリビナがあります。

*市販薬ではナザールなど、鼻詰まりの点鼻薬によく使用されています。

 

 

 

鼻づまり

アレルギーなどにより、鼻の粘膜が腫れて鼻の通り道が狭くなることがあります。
鼻の粘膜の腫れと、鼻水によって鼻づまりになってしまいます。

 

鼻づまりを改善

ナファゾリンは、血管を収縮させて充血を取ることによって鼻づまりを改善させます。

具体的には、アドレナリンα1受容体を作動することによって、血管を収縮させることによって効果を発揮します。

 



 

 

市販薬にも多く使用されています

ナファゾリンは、市販の点鼻薬の多くに配合されています。
速やかに効果を発揮して、鼻づまりが楽になります。

 

 

長期使用に注意

よく使用される薬ですが、用法用量を守ることが大切な薬です。

ナファゾリンの医療用医薬品は、プリビナといいます。
プリビナの添付文書の「重要な基本的注意」には以下の記載があります。

 

 

連用又は頻回使用により反応性低下や局所粘膜二次充血を起こすことがあるので、急性充血期に限って使用するか、又は適切な休薬期間をおいて使用する。

 

 

使いすぎると薬が効きにくくなる、という事です。

 

そして、二次充血が生じてしまいます。

つまり、使いすぎると充血が再発して、再び鼻づまりが生じてしまいます。

 

 

まとめ

・ナファゾリンなどの血管収縮薬は、速やかに鼻づまりを改善してくれます。
・でも、使いすぎると逆に鼻づまりが悪化してしまいます。
・使用する場合は、一時的な症状改善のためにしようしましょう。
・できるだけ、血管収縮薬の入っていない、抗アレルギー薬やステロイドの点鼻薬をおすすめします。

*医薬品の使用に当たっては、担当の医師、薬剤師等の指示に従って下さい。

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