【ヘルペス】ファムビル錠250mgを一度に4錠?

この記事は約4分で読めます。

ファムビルとは

ファムビルは、抗ウイルス薬です。帯状疱疹や単純疱疹(ヘルペス)の治療薬です。

単純疱疹には、通常1回250mgを1日3回服用します。

帯状疱疹には、通常1回500mgを1日3回服用します。

今回新たに、繰り返す単純疱疹に対する用法が加わりました。

 

 



 

ヘルペスの再発には1回1000mg

ファムビルの添付文書が改訂されました。

 

再発性の単純疱疹に対して1回1000mgを2回という用法が追加されました。
つまり、ファムビル錠250mg錠を一度に4錠服用します。
そして、そのあと時間を空けて、もう一度ファムビル錠250mg錠4錠を服用します。

 

用法用量(抜粋)は以下の通りです。
単純疱疹
通常、成人にはファムシクロビルとして1 回250mg を1 日3 回経口投与する。また、再発性の単純疱疹の場合は、通常、成人にはファムシクロビルとして1 回1000mg を2 回経口投与することもできる。
添付文書より(抜粋)

 

6時間以内に服用する

再発後出現後できるだけ早く服用する必要があります。

具体的には、症状が出てから6時間以内に服用します。

 

1回目の服用:
初期症状発現後、6時間以内に1000mgを服用します。

 

2回目の服用:
1回目の服用から12時間後(許容範囲として6~18時間後)に1000mgを服用します。

 

添付文書の記載は以下の通りです。
<単純疱疹に対して1回1000mgを2回投与する場合>
(1) 本剤の服用は、初期症状発現後、速やかに開始することが望ましいことから、初回の服用は初期症状(患部の違和感、灼熱感、そう痒等)出現後6時間以内に服用すること、2回目は、初回服用後12時間後(許容範囲として6~18時間後)に服用すること、妊娠又は妊娠している可能性がある場合には、服用しないことを患者に十分説明し、患者が理解したことを確認したうえで処方すること。
添付文書より(抜粋)

 



 

ヘルペスを繰り返す方に

対象となるのは、単純疱疹ーつまり口唇ヘルペスや性器ヘルペスの再発を繰り返す患者さんです。

特に、年に3回以上再発を繰り返していることを確認する必要があります。

年に3回以上ヘルペスになって困っている患者さんに、高用量の処方が可能になりました。



症状が出てから6時間以内に服用する

再発の症状が発現してから6時間以内に服用する必要があります。

 

これは、成分のファムシクロビルがウイルスの増殖を抑える薬だからです。
ファムシクロビルはウイルスのDNAの複製を邪魔します。それにより、ウイルスが増えていくのを邪魔します。
ウイルスが増えてしまってから服用しても、ほとんど意味がありません。

 

6時間以内に服用するために

病院では、一度の再発の分だけ処方されます。
症状が出てから6時間以内に服用するためには、薬が既に手元にあるか、すぐに受診して6時間以内に薬を受け取る必要があります。

 

まとめると以下の二つのケースです。

 

1.病院を受診した時に症状が出ていて、6時間以内に服用できる場合は、その分の薬が処方されます。

 

2.受診した時に症状が出ていなくても、次に再発した時に服用するための薬が処方される場合もあります。
そのため、再発の症状を自分自身で判断できる方でなければいけません。

 

まとめ

・ファムビルに、再発性の単純疱疹に対して1回1000mgを2回という用法が追加されました。

 

・口唇ヘルペスや性器ヘルペスの再発を年に3回以上繰り返す患者さんが対象です。

 

・再発の症状が発現してから6時間以内に服用する必要があります。

 

・病院では、一度の再発の分だけ処方されます。

 
 

参考資料:2019年02月付、「「用法・用量」及び「使用上の注意」改訂のお知らせ」