【イカリジン】子供にも使える虫よけスプレー

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イカリジンは、日本では2015年2月に、忌避剤(虫よけ)として承認されました。

それまでは、忌避剤として承認されていたのはディートのみでした。

 

イカリジンは、ディートの欠点を改善し、ディートと同等以上の有効性があります。

米国疾病対策センターは、イカリジンが長期にわたって蚊を寄せ付けない効果があるものと認めています。

 

 



 

効能・効果

イカリジンは、蚊の成虫、ブヨ、アブ、マダニに対して忌避効果があります。

 

イカリジン5%は、これらの害虫に対して、塗布後6時間まで10%ディートと同程度の忌避効果が認められています。

 

 

 

効き方

イカリジンは昆虫の触覚に作用します。

昆虫の触覚の受容体を刺激して、脳に伝達物質が送られるようになります。

 

すると、ヒトから出ている昆虫を引き付ける物質(誘因物質)に対する反応が鈍くなります。

そのため、ヒトを認知する能力が低下します。

 

つまり、触覚を刺激することで、ヒトを認知する感覚を鈍くなるため、ヒトに近づいてこなくなります。

 

 



 

子供にも使用できる

ディートには年齢制限がありますが、イカリジンには年齢制限がないため子供も使用できます。

 

ディートの年齢制限

ディートは6か月未満の乳幼児には使用できません。

小児(12歳未満)に使用させる場合には、保護者等の指導監督の下で、以下の回数を目安に使用すること。なお、顔には使用しないこと。

6か月未満の乳児には使用しないこと。

6か月以上2歳未満は、1日1回。

2歳以上12歳未満は、1日1~3回

「ディートを含有する医薬品及び医薬部外品に関する安全対策について」厚生労働省ホームページ

 

さらに高濃度の30%ディートは12才未満は使用できません。

 

イカリジンには年齢制限がありません

イカリジンは年齢制限がないため、子供にも使用できます。

乳幼児に使用する際は、念のため、少量を肌につけてアレルギー反応が起きたりしないか確かめてから使用します。

乳幼児や肌の敏感な人は、上腕の内側等に少量スプレーし、その箇所に異常のないことを確かめて使用する。

「天使のスキンベープ 虫除けスプレー イカリジン ミストタイプ」使用上の注意

 

 



 

ディートとの比較

上記以外にもディートとの違いがあります。

 

ディートには不快臭がありましたが、イカリジンにはほとんど臭いがありません。

 

ディートは合成樹脂に影響があるとされていますが、イカリジンは合成樹脂に対する影響はほとんどありません。

 

まとめ

・イカリジンは、日本では2015年2月に、忌避剤(虫よけ)として承認されました。

・蚊成虫、ブヨ、アブ、マダニの忌避

・イカリジンは年齢制限がないため、子供にも使用できます。

 

 

参考資料:

独立行政法人医薬品医療機器総合機構審査報告書平成27年2月18日

「ディートを含有する医薬品及び医薬部外品に関する安全対策について」厚生労働省ホームページ

「天使のスキンベープ 虫除けスプレー イカリジン ミストタイプ」使用上の注意

 

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