【虫よけ】高濃度イカリジンの効果は?5%と15%の違い

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イカリジンは1986年にバイエル社が開発した忌避剤(虫よけ)です。

日本では2015年に承認されました。

それまでは、イカリジンの忌避効果はディートと同程度とされています。

それでいて、ディートに比べて、刺激性が弱く、子供にも使用できることが特徴です。

ディートは、いわゆるプラスチックなど合成樹脂を溶かすことがありますが、イカリジンはそのような心配はありません。

 

難点は、忌避効果を発揮する虫の種類が少ないことです。

ディートは、蚊、ブヨ、アブ、ノミ、イエダニ、マダニ、サシバエ、トコジラミ(ナンキンムシ)、ツツガムシの忌避の効果があります。

一方、イカリジンの効能効果は、蚊成虫、ブヨ、アブ、マダニの4種のみです。

 

 



 

 

15%のイカリジン

当初は、5%の濃度のイカリジンが承認されました。

その後、15%の高濃度のイカリジンも承認されました。

 

濃度が濃くなることで、虫よけとしての効果が強くなるということでありません。

高濃度の方が、効果が持続することが報告されています。

 

蚊に対する効果の比較

蚊に対する忌避効果を比較する実験が行われています。

実験の結果、15%の方が持続時間が長いことが分かっています。

 

・イカリジン5%の効果持続時間:5時間

・イカリジン15%の効果持続時間:12時間

 

※各製品の持続時間については、各製品の使用上の注意をご確認ください。

 

マダニに対する効果の比較

マダニに対する忌避効果を比較する実験が行われています。

マダニについても、15%の方が持続時間が長いことが分かっています。

 

・イカリジン5%の効果持続時間:6時間

・イカリジン15%の効果持続時間:8時間

 

※各製品の持続時間については、各製品の使用上の注意をご確認ください。

 



 

まとめ

・イカリジンはディートと同程度の忌避効果で、子供にも使用できる忌避剤(虫よけ)です。

・イカリジンは5%と15%の製品がありますが、高濃度の15%の方が効果が持続します。

 

 

参考資料:殺虫剤研究班のしおり 第 88 号(2017 年 10 月)日本衛生動物学会