整形外科系の病気と薬

ヘバーデン結節の症状と治療

2019年6月14日

ヘバーデン結節の特徴は、指の第1関節が変形し曲がってしまう症状です。

第1関節だけに症状が現れるので、全身に症状が現れるリウマチとは異なります。

保存療法として安静にすることや、痛みや炎症抑える薬などが使用されます。

コブ結節を切除する手術や関節を固定してしまう手術が行われることもあります。

ヘバーデン結節とは

指の第1関節が変形し曲がってしまう病気です。一つの指だけでなく多数の指に症状が出るのが特徴です。主に、人差し指から小指にできますが、親指にできることもあります。第1関節が、赤く腫れ上がったり、痛みを伴ったりします。第1関節の近くに、水ぶくれのようなものができることがあります。痛みのため強く握るのが難しくなることもあります。第2関節が反ったり、小指側に傾斜ができることがあります。

 

 

原因は不明

原因は不明です。40代以降の女性に多くみられます。

 

遺伝する?

ヘバーデン結節の遺伝性は証明されていません。ただし、母親や祖母はヘバーデン結節の場合、体質が似ていることから指に負担がかからないようにすることが勧められています。

 

 

 



 

リウマチとは異なる

リウマチは全身の関節に炎症が起こります。ヘバーデン結節は、指の第1関節だけに炎症が起こる点が異なります。またリウマチは、血液検査で炎症を示す数値などが上がりますが、ヘバーデン結節では検査上の異常は見られません。

 

治療法

保存療法と手術療法があります。

保存療法

固定したり安静にしたりします。テーピングも有効とされています。対症療法として、痛みや炎症を抑える内服薬や外用薬も使用されます。特に症状がひどい時は、関節内に少量のステロイド(トリアムシノロン)を注射します。

 

手術

保存療法でも痛みが改善しない場合は手術が行われます。コブ結節を切除する手術や関節を固定してしまう手術が行われます。

 

 

まとめ

・ヘバーデン結節は、指の第1関節が変形し曲がってしまう病気です。

・ヘバーデン結節は第1関節だけに症状が現れるので、全身に症状が現れるリウマチとは異なります。

・保存療法として安静にすることや、痛みや炎症抑える薬などが使用されます。

・コブ結節を切除する手術や関節を固定してしまう手術が行われることもあります。

 

参考資料:日本整形外科学会ホームページ、京都大学医学研究科形成外科ホームページ

 

*医薬品の使用に当たっては、担当の医師、薬剤師等の指示に従って下さい。

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