精神系

ドリエルの効果と副作用【お酒との飲み合わせは?】

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ドリエルはドラッグストアやネットで購入できる睡眠改善薬です。

一時的な不眠の症状に効果的です。

市販薬ですが、飲み合わせや副作用に注意が必要です。

他の眠くなる薬やお酒と一緒に服用することはNGです。

この記事では、気になるドリエルの効果や副作用、飲み合わせや飲んではいけない人などについてまとめています。

 

ドリエルとは

ドリエルの成分は、第一世代抗ヒスタミン薬ジフェンヒドラミンです。
寝つきが悪い、眠りが浅いなどの一時的な睡眠障害に使用できます。

第一世代抗ヒスタミン薬は、長年にわたって鼻炎などに対して抗アレルギー薬として使用されてきました。
第一世代抗ヒスタミン薬は、眠気やふらつきなどの副作用が知られていて、ドリエルはこの副作用を逆手にとった薬といえます。

 

 

第一世代抗ヒスタミン薬とは

抗ヒスタミン薬は、ヒスタミン受容体にくっついてヒスタミンの働きを邪魔する薬です。
第一世代抗ヒスタミン薬第二世代抗ヒスタミン薬があります。

 

ヒスタミンはアレルギー反応に関係しますが、脳内では神経伝達に関わっています。
ヒスタミンは脳内で覚せい、記憶、学習機能などに関係します。

第一世代抗ヒスタミン薬は、脳内のヒスタミン受容体をふさいでしまうため眠気を引き起こします。

一方、第二世代抗ヒスタミン薬は、眠気などの副作用を改善した抗ヒスタミン薬です。

 

 

 

使用制限



市販のジフェンヒドラミンは、以下の方は服用できません。

・妊婦
・15歳未満の小児
・日常的な不眠や不眠症の診断を受けた患者
・授乳中の方

 

 

抗コリン作用があるため、排尿困難、緑内障に注意が必要です。

特に、高齢の方にはお勧めできない薬です。

 

 

飲み合わせ

お酒を服用していなくても、ジフェンヒドラミンを服用中は日中の判断力が知らず知らずに低下していることあります。これをインぺアードパフォーマンスといいます。一緒に服用する薬やお酒によって、日中の活動にも影響する可能性があります。

 

他の眠気を引き起こす薬とは一緒に服用できません。

具体的には、他の睡眠鎮静薬、風邪薬、解熱鎮痛薬、鎮咳去痰薬、抗ヒスタミン剤を有する薬剤(鼻炎用内服薬、乗り物酔い薬、アレルギー用薬)などとは一緒に服用できません。

 

お酒と一緒に服用してはいけません。

お酒が体に入っているときに服用してもいけません。ジフェンヒドラミンにもアルコールにも中枢神経を抑制する作用があります。一緒に服用することで、予想以上に作用が強まってしまいます。

 

 

 

どんな人に合っているか

ジフェンヒドラミンは、2~3日程度の一時的な不眠の症状に使用できます。
睡眠障害が1週間以上続くような場合は、医師の診察を受けてもらう必要があります。
長期間に渡って使用する薬ではありません。

 

 

まとめ

・ドリエルなどの睡眠改善薬は、第一世代抗ヒスタミン薬の眠気やふらつきなどの副作用を逆手にとった薬です。

・第一世代抗ヒスタミン薬は、脳内のヒスタミン受容体をふさいでしまうため眠気を引き起こします。

・ジフェンヒドラミンは、2~3日程度の一時的な不眠の症状に使用できます。

 

 

ドリエルと同成分の格安市販薬

 

 

参考資料:日経DI2007/3/15

*医薬品の使用に当たっては、担当の医師、薬剤師等の指示に従って下さい。

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