【漢方】芍薬甘草湯の効果と副作用ー偽アルドステロン症

この記事は約2分で読めます。

芍薬甘草湯とは

芍薬甘草湯は、良く足がつる方、筋肉が痙攣して痛むという症状の方に効果的な漢方薬です。

効能効果

効能効果は以下の通りです。

体力に関わらず使用でき、筋肉の急激なけいれんを伴う痛みのあるものの次の諸症:こむらがえり、筋肉のけいれん、腹痛、腰痛

 

配合生薬

配合生薬は、芍薬と甘草のみです。

 

 

 

 

 

芍薬甘草湯の副作用

芍薬甘草湯の副作用の一つに、偽アルドステロン症があります。

偽アルドステロン症甘草に含まれるグリチルリチン酸によって生じます。

 

グリチルリチン酸によって血中のカリウム値が下がって血圧が上がることによって生じます。

大抵の場合、服用を中止すれば2~3日でおさまります。

それでも、血圧が高くなったときは病院を受診しましょう。


 

飲み合わせなどの注意点

芍薬甘草湯は偽アルドステロン症に関連して、飲み合わせに注意が必要です。

 

甘草やグリチルリチン酸

甘草やグリチルリチン酸が入っている薬と一緒に服用すると、グリチルリチン酸の過剰摂取になるため副作用が起きやすくなります。

 

利尿剤

利尿剤はカリウム値が下がることがあるので、一緒に服用したらさらにカリウム値が下がって、血圧が上昇してしまいます。

 

高血圧の方

もともと血圧が高い方も注意が必要です。

偽アルドステロン症になった場合、さらに血圧が高くなってしまします。

高血圧の方で芍薬甘草湯を服用したい方は、市販薬ではなく医師に相談して処方してもらうようにしましょう。


 

甘草を含有するものに注意

甘草は、様々な漢方薬に配合されている生薬です。

甘草配合の生薬は、芍薬甘草湯と同じく偽アルドステロン症に注意が必要です。

 

 

まとめ

  • 甘草を含有するものは、偽アルドステロン症を引き起こすことがあります。
  • 偽アルドステロン症は、カリウム値が低下して血圧が上昇する副作用です。
  • 多くは、服用を中止すれば改善しますが、医師の判断を求めることをおすすめします。