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蕁麻疹を抑える市販薬は?【価格を比較】

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ストレスがたまると蕁麻疹が出ちゃう。市販薬でなんとかならないかな。

蕁麻疹に使える市販薬はいくつかあります。

この記事では、蕁麻疹の市販薬の作用と特徴を、薬剤師がわかりやすく解説します。

・蕁麻疹は、皮膚の深くで肥満細胞からヒスタミンが放出されることが原因で起こります。
・蕁麻疹の治療には抗ヒスタミン薬を使います。
・蕁麻疹の市販薬には、ジフェンヒドラミン、クロルフェニラミン、アゼラスチンなどの抗ヒスタミン薬があります。

 

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蕁麻疹とは

蕁麻疹は、皮膚の深くで肥満細胞からヒスタミンが放出されることが原因で起こります。

蕁麻疹は、皮膚の深くで肥満細胞からヒスタミンが放出されることが原因で起こります。ヒスタミンは血管の浮腫を引き起こします。浮腫により血液成分が漏れ出て、皮膚に腫れや赤みが出ます。血液成分が神経を刺激してかゆみも出てきます。

ヒスタミン放出の原因

ヒスタミンが放出される原因の一つは、食べ物や薬などのアレルギーです。

皮膚のこすれや、寒冷刺激など物理的な刺激によってもヒスタミンが放出されます。運動や発汗によっても起こります。

ストレスや疲労

原因は上記の通りですが、ストレスや疲労がきっかけになります。疲れなどは直接の原因ではありませんが、蕁麻疹が起こりやすくなります。

蕁麻疹の治療

蕁麻疹の治療には抗ヒスタミン薬を使います。

蕁麻疹の治療には抗ヒスタミン薬を使います。アレグラ、アレジオン、クラリチンなどの第二世代抗ヒスタミン薬は眠気が出にくい薬です。
市販薬にもなってますが、市販薬のアレグラFX、アレジオン20、クラリチンEXの効能効果には蕁麻疹の記載がありません。
ドラッグストアで、アレグラFXは蕁麻疹に使えますか?と尋ねても、蕁麻疹には使えません。と言われてしまいます。

抗ヒスタミン薬

市販薬で蕁麻疹に使える抗ヒスタミン薬には、ジフェンヒドラミン、クロルフェニラミン、アゼラスチンなどがあります。

ジンマート

ジンマートには、第一世代抗ヒスタミン薬のジフェンヒドラミンが配合されています。

効能・効果は、「じんましん、湿疹・かぶれによるかゆみ、鼻炎」です。

14錠で約1700円です。

1日あたり約240円です。

 

 

ジンマートは塗り薬もあります。

 

アレルギール

アレルギールには、第一世代抗ヒスタミン薬のクロルフェニラミンが配合されています。アレルギールは4才から服用できます。

110錠で約900円です。

成人の場合、1日あたり約75円です。

 

ムヒAZ錠

ムヒAZ錠には、第二世代抗ヒスタミン薬のアゼラスチンが配合されています。

効能効果は以下の通りです。

●じんましん、しっしん・かぶれによる次の症状の緩和:皮ふのはれ、かゆみ

●花粉、ハウスダスト(室内塵)などによる次のような鼻のアレルギー症状の緩和:
くしゃみ、鼻みず、鼻づまり

12錠で約800円です。

1日あたり約130円です

 

価格の比較

ジンマート アレルギール ムヒAZ錠
価格 約1700円/14錠 約900円/110錠 約800円/12錠
1日あたり 約240円 約75円 約130円

 

まとめ

・蕁麻疹は、皮膚の深くで肥満細胞からヒスタミンが放出されることが原因で起こります。
・蕁麻疹の治療には抗ヒスタミン薬を使います。

 

*医薬品の使用に当たっては、担当の医師、薬剤師等の指示に従って下さい。

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