「軟膏が軟膏板の溝に入り込んで取れない…」そんな経験はありませんか。日常茶飯事かもしれないですね。そんなストレスを解消する軟膏板を見つけました。
そもそも、なんで今だに”木枠”の軟膏板が定番なんでしょうね?
軟膏版のすき間
薬局では、軟膏やクリームを混合することがあります。昨日も、リンデロンVG軟膏と白色ワセリンを混合しました。薬局によっては、軟膏混合機を使っているところもあります。その名もマゼリータという製品が有名です。
こんな高価な機械を使わず、昔ながらの軟膏版と軟膏ベラを使う薬局が大半だと思います。軟膏板に軟膏を押し付けるようにして混合していきます。”昔ながらの”と書きましたが、木枠の軟膏板が定番です。当たり前のように使っていますが、まだまだ木枠が定番です。
このような軟膏板を使っていますね。
こういうヘラで軟膏を伸ばして混ぜていきます。
使い終わると、軟膏板を掃除します。このときに、軟膏が木枠の溝に入り込んでしまうことがありませんか。
こういう溝です。
この溝に入りこんだ軟膏を取り除くのに苦労するんです。そこで思いました。
まぜるん台
この昔ながらの軟膏板を、何も疑わずに使ってきました。でも、木枠である必要ないですよね。そこでネットで検索して見つけたのがこちらです。その名も「まぜるん台」です。前面フラットで溝がありません!
これなら、溝に軟膏が入り込む心配がないですね。早速、うちの薬局でも購入!と思ったら会社の採用しているものではないようです。当然、自腹で買うつもりもないので、わたくしは引き続き”昔ながらの”軟膏板で我慢します。