【OTC薬】風邪薬の選び方ー症状に合った市販薬は?

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どの風邪薬を選べばいいか悩んだことはありませんか。
ドラッグストアに行くと、風邪薬だけでもたくさんの種類がありますね。
風邪薬はたくさんのメーカーが販売していますから、種類も多くなってしまいます。
この記事では、迷いがちな風邪薬の選び方を解説します。

 

風邪の原因はウイルス

まず、風邪の原因について理解しておきましょう。
風邪の原因はウイルス感染です。ウイルスが体に侵入することで、様々な風邪の症状が起こります。風邪ウイルスを退治する薬は存在しないので、体に備わっている免疫機能によって撃退するしかありません。とにかく体を休めて、体がウイルスを撃退することにエネルギーを使えるようにすることが大切です。

 

 

市販の風邪薬

ウイルスを撃退するまでは、咳や鼻水、熱や頭痛などのつらい症状が続きます。市販の風邪薬は、このような風邪に伴う症状を楽にするための薬です。風邪ウイルスを撃退する薬ではないことを理解しておきましょう。

症状が長引く場合や、症状が重くなる場合には、他の病気が潜んでいることがあるので医師に診てもらいましょう。

症状が軽い場合は、市販の風邪薬で十分対処できます。

 

 

解熱鎮痛薬

解熱鎮痛薬は、痛みを抑えたり、熱を下げたりする薬です。風邪による発熱や頭痛、節々の痛みに効果があります。「痛みがあるけど熱はない」という場合や、「痛みはないけど熱がある」という場合にも解熱鎮痛薬を使用できます。
市販薬では、ロキソプロフェン、イブプロフェン、アセトアミノフェンなどが配合された薬が販売されています。

 

・ロキソプロフェン

ロキソプロフェンは、病院で最も使用されている解熱鎮痛薬の一つです。
市販薬で代表的なのはロキソニンSですが、同成分のロキソプロフェン「クニヒロ」など価格の抑えられた薬をインターネットで購入することも可能です。第一類医薬品のため薬剤師による販売となります。

 

201907

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・イブプロフェン

イブプロフェンも痛みや熱に効果的です。
市販ではイブAが有名ですが、様々なメーカーが同成分の薬を販売しています。

 

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・アセトアミノフェン
アセトアミノフェンは、子供から服用できる解熱鎮痛薬です。病院で処方されるカロナールに配合されている成分です。
子供も使用できるからといって効果が弱いわけではありません。

 

201907

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咳止め

咳は体から異物を排除するための防御反応ですが、症状がひどい場合は咳止めの薬を服用できます。
咳止めの薬は、咳中枢に作用して咳を抑える薬と、気管支を広げて呼吸を楽にする薬があります。

 

・ジヒドロコデイン

咳中枢に働いて咳を抑えます。

 

 

 

・テオフィリン
・メチルエフェドリン

気管支を広げて呼吸を楽にする薬です。ミルコデは、テオフィリンとメチルエフェドリンの両方を配合している第一類医薬品です。心臓病、高血圧、糖尿病、甲状腺機能障害などの方は服用できません。

 

のどの痛み

風邪のウイルスによってのどの粘膜に炎症が起こるとのどの痛みが生じます。のどの炎症を抑える飲み薬や、うがい薬、トローチ、のどスプレーなどを使用できます。

 

・トラネキサム酸

トラネキサム酸には、のどの炎症を抑える作用があります。肝斑(シミ)にも使用される成分です。

 

 

・アズレン配合

アズレンには、のどの炎症を抑える作用があります。
アズレンを配合したうがい薬、のどスプレーなどがあります。

 

 

 

 

・うがい薬(ポビドンヨード)

ポビドンヨードは、のどの消毒に使用されます。殺ウイルス効果もあり、風邪によるのどの炎症や風邪予防にも効果的です。

 

 

 

痰が絡む

喉や鼻の粘膜には、線毛によって異物や痰を外へ排泄するしくみがあります。痰がからんでうまく排出できない症状を改善するのが去痰薬です。

 

・カルボシステイン

・ブロムヘキシン

・アンブロキソール

痰を粘性を調整したり、粘膜に働きかけて痰の排出を助ける働きがあります。ストナ去痰カプセルには、カルボシステインとブロムヘキシンが配合されています。

 

 

 

鼻水

鼻水も、異物を外へ出すための防御反応です。風邪ウイルスに感染すると炎症が起こり、体の中でヒスタミンが分泌されます。ヒスタミンが鼻の粘膜に働くことで、鼻水が出ます。市販の鼻炎薬はヒスタミンの働きを抑えることで、鼻水、鼻づまりの症状を抑えます。
花粉症などのアレルギー症状も、ヒスタミンの分泌によるものです。そのため、アレルギーによる鼻水の症状にも、風邪による鼻水の症状にも、ヒスタミンの働きを抑える薬が使用されます。

 

・フェキソフェナジン

ヒスタミンの働きを抑えることで、鼻水、鼻づまりを抑えます。第二世代抗ヒスタミン薬に分類され、脳に移行しにくく眠気の出にくい薬です。
アレグラが有名ですが、同成分で価格の安いものをインターネットで購入できます。

 

 

 

 

・d-クロルフェニラミン

フェキソフェナジンと同じく、ヒスタミンの働きを抑えることで、鼻水、鼻づまりを抑えます。病院で処方される薬では、ポララミンに配合されています。
第一世代抗ヒスタミン薬に分類される薬で、眠気や口のかわきなどの副作用に注意が必要です。
新コンタック600プラスや鼻炎薬A「クニヒロ」 には、クロルフェニラミンとプソイドエフェドリンが配合されています。

 

 

 

・プソイドエフェドリン

鼻づまりがひどい場合に効果的です。交感神経を刺激することで、鼻粘膜の血管を収縮させることで粘膜の腫れをとり、鼻づまりを改善します。交感神経を刺激するため、高血圧、心臓病、前立腺肥大、甲状腺機能亢進症、糖尿病などの方は注意が必要です。
市販薬では、パブロン鼻炎カプセルなどに配合されています。

 

 

 

 

総合感冒薬

風邪薬は、症状に合わせて使用するのが基本です。症状が熱だけの場合は解熱鎮痛薬、咳だけの場合は咳止め、という選び方をします。でも、いくつかの症状ある場合は総合感冒薬を使用できます。
総合感冒薬は、ここまでに取り上げた薬を組み合わせたものです。解熱鎮痛薬、咳止め、鼻炎薬が配合したものが基本です。このような基本処方の様々な組み合わせによって、たくさんの総合感冒薬が販売されています。

 

 

 

・総合感冒薬にアンブロキソールをプラス

総合感冒薬の基本処方にアンブロキソールなどの去痰薬を加えたものがあります。特に痰の症状がひどい風邪の症状に向いています。

 

 

・総合感冒薬にトラネキサム酸をプラス

総合感冒薬の基本処方にトラネキサム酸を加えたものがあります。特にのどの痛みがひどい風邪症状に向いています。

 

 

 

まとめ

・市販の風邪薬は、風邪に伴う症状を楽にするための薬です。

・熱には解熱鎮痛薬、咳には咳止めと症状に合った薬を選びましょう。

・総合感冒薬は、解熱鎮痛薬、咳止め、鼻炎薬を基本に、いくつかの薬を組み合わせた風邪薬です。