目の軽い症状には、市販の目薬で対応できます。
様々な種類の目薬が市販薬になっているので、症状に合った目薬を選うことができます。
この記事では、花粉症などのアレルギーによる目のかゆみ、充血やものもらいの症状に効くおすすめの目薬をご紹介します。
目のかゆみ
目のかゆみは、まぶたの裏側と白目を覆っている結膜という粘膜の炎症によって生じます。結膜の炎症は、アレルギー反応によって起こります。
*目のかゆみについて詳しくはこちらのページもご覧ください。
市販の目薬に使用されているものでは、ケトチフェンやクロルフェニラミンなどがあります。抗ヒスタミン薬は、放出されたヒスタミンの働きを邪魔する薬です。抗ヒスタミン薬は、椅子取りゲームのように先にヒスタミン受容体にくっつくことで、ヒスタミンの邪魔をします。
ケトチフェン
【第2類医薬品】グラクソ・スミスクライン ザジテンAL点眼薬 10ml
20170707
クロルフェニラミン
20170707
充血
目の充血は、目の血管が広がっている状態です。血管が広がり、たくさんの血液が流れるために白目が赤くなっている状態です。
*目の充血について詳しくはこちらのページをご覧ください。
充血の原因は様々で、できるだけ症状の原因にアプローチする目薬を選ぶことをおすすめします。市販の充血の目薬には、テトラヒドリゾンやナファゾリンなどが配合されていて、目の血管を収縮させることで、目の充血を抑えます。どうしても一時的に充血を取りたいときなどに使用できるかもしれませんが、継続して使用することはお勧めできません。
【第2類医薬品】《ライオン》 スマイルホワイティエ 15ml (目薬)
20170707
ものもらい
ものもらいは、細菌が感染することでおこる炎症です。まぶたが赤く腫れ、痛みや目やにを伴うことがあります。細菌が原因ですが、人に移る心配はありません。治療には抗菌目薬を使用します。
【第2類医薬品】《大正製薬》 抗菌アイリス使いきり (18本)
20190707
まとめ
目のかゆみ、充血、ものもらいに効く市販の目薬をご紹介しました。
目薬も症状に合った薬を選びましょう。
市販の目薬で良くならない場合を早めに眼科を受診してください。