かぜ薬

咳やのどの痛みに効く風邪薬-おすすめの市販薬は?

この記事はプロモーションを含みます。

どの風邪薬を選べばいいか悩んだことはありませんか。
ドラッグストアに行くと、風邪薬だけでもたくさんの種類があります。
風邪薬はたくさんのメーカーが販売していますから、種類も多くなってしまいます。
この記事では、咳やのどの痛みに効く風邪薬の選び方を解説します。

 

風邪の原因はウイルス

風邪の原因はウイルス感染です。ウイルスが体に侵入することで、様々な風邪の症状が起こります。風邪ウイルスを退治する薬は存在しないので、体に備わっている免疫機能によって撃退するしかありません。とにかく体を休めて、体がウイルスを撃退することにエネルギーを使えるようにすることが大切です。

 

 

市販の風邪薬

ウイルスを撃退するまでは、咳や鼻水、熱や頭痛などのつらい症状が続きます。市販の風邪薬は、このような風邪に伴う症状を楽にするための薬です。風邪ウイルスを撃退する薬ではないことを理解しておきましょう。

症状が長引く場合や、症状が重くなる場合には、他の病気が潜んでいることがあるので医師に診てもらいましょう。

症状が軽い場合は、市販の風邪薬で十分対処できます。

 

 

 

咳止め

咳は体から異物を排除するための防御反応ですが、症状がひどい場合は咳止めの薬を服用できます。
咳止めの薬は、咳中枢に作用して咳を抑える薬と、気管支を広げて呼吸を楽にする薬があります。

 

・ジヒドロコデイン

・デキストロメエトルファン

咳中枢に働いて咳を抑えます。

 

 

 

 

 

・テオフィリン
・メチルエフェドリン

気管支を広げて呼吸を楽にする薬です。ミルコデは、テオフィリンとメチルエフェドリンの両方を配合している第一類医薬品です。心臓病、高血圧、糖尿病、甲状腺機能障害などの方は服用できません。

 

のどの痛み

風邪のウイルスによってのどの粘膜に炎症が起こるとのどの痛みが生じます。のどの炎症を抑える飲み薬や、うがい薬、トローチ、のどスプレーなどを使用できます。

 

・トラネキサム酸

トラネキサム酸には、のどの炎症を抑える作用があります。肝斑(シミ)にも使用される成分です。

 

 

・アズレン配合

アズレンには、のどの炎症を抑える作用があります。
アズレンを配合したうがい薬、のどスプレーなどがあります。

 

 

・うがい薬(ポビドンヨード)

ポビドンヨードは、のどの消毒に使用されます。殺ウイルス効果もあり、風邪によるのどの炎症や風邪予防にも効果的です。

 

 

痰が絡む

喉や鼻の粘膜には、線毛によって異物や痰を外へ排泄するしくみがあります。痰がからんでうまく排出できない症状を改善するのが去痰薬です。

 

・カルボシステイン

・ブロムヘキシン

・アンブロキソール

痰を粘性を調整したり、粘膜に働きかけて痰の排出を助ける働きがあります。ストナ去痰カプセルには、カルボシステインとブロムヘキシンが配合されています。

 

 

総合感冒薬

風邪薬は、症状に合わせて使用するのが基本です。症状が熱だけの場合は解熱鎮痛薬、咳だけの場合は咳止め、という選び方をします。でも、いくつかの症状ある場合は総合感冒薬を使用できます。
総合感冒薬は、ここまでに取り上げた薬を組み合わせたものです。解熱鎮痛薬、咳止め、鼻炎薬が配合したものが基本です。このような基本処方の様々な組み合わせによって、たくさんの総合感冒薬が販売されています。

 

 

 

・総合感冒薬にアンブロキソールをプラス

総合感冒薬の基本処方にアンブロキソールなどの去痰薬を加えたものがあります。特に痰の症状がひどい風邪の症状に向いています。

 

 

・総合感冒薬にトラネキサム酸をプラス

総合感冒薬の基本処方にトラネキサム酸を加えたものがあります。特にのどの痛みがひどい風邪症状に向いています。

 

 

 

まとめ

・この記事では、風邪による喉の症状に効く市販薬をご紹介しました。

・熱や鼻水などの症状を伴う場合は、いくつかの薬を組み合わせた総合感冒薬を使いましょう。

 

*医薬品の使用に当たっては、担当の医師、薬剤師等の指示に従って下さい。

-かぜ薬